「ひっそりと輝く星だけれど…」

肉眼でも確認出来るくらい古代から人類に馴染みの深い「オリオン座」の「ベテルギウス」
「2019年末」〜「2020年」にかけて大きく減光し「超新星爆発が近いのでは」と考えられた
今回「ハワイ」にある「ジェミニ望遠鏡」により「ベテルギウス」には「伴星」と呼ばれる「双子の星 シワルハ」が存在することが新たに判明し「シワルハ」が「変光」の原因になっているということが確認された
「双子の星」は時を同じくして生まれたらしいのだが「シワルハ」は「生まれかけの星」のようにまだ「核融合燃焼」を起こしていない「全主系列星」の段階であり、あまり明るさはない
一方「大質量星のベテルギウス」はひときわ明るく輝いているけれども「星」としての終わりが刻一刻と近づいているのだとか
(ただ「宇宙レベル」で考えると終わりが近い星ではあるけれど、年数で考えると「超新星爆発」は まだまだ先のことになるみたい)
「シワルハ」は、かなり小さな伴星なので「潮汐力」により いずれは「ベテルギウス」に飲みこまれ、消滅することになるらしい
「双子の星」でありながら「数奇な運命」により、あまり人には知られずに「ベテルギウス」より早くに「星としての寿命」を終えることになる「シワルハ」には.本当に同情してしまうなぁ