スロー営業

温泉街のローカルな駅前の
お土産店前を通ったら
お店の中にはかなり御高齢に見える
おじいさんがいて
ふゆき達を呼び止めました。
何かな〜と思って足を止めたら
温泉まんじゅうの試食を薦められました。
ふゆきはあんこは苦手なのですが、
おじいさんが
めちゃくちゃスローモーな動きで
近寄ってきて、
おもむろに準備をするのを見ていたら
断ることなど出来ませんでした。
そして、
『美味しいです』と言ってしまった手前
もう買わざるを得ない空気に
なってしまいました。
しかも最小サイズで12個入り。
3個入りとかないんだ???
笑っ
おじいさんがそれ買ってくれたら
おまんじゅうをバラで更に
オマケすると言ってきたけど
そのオマケがもう要らない。
動作は緩慢でしたが
ターゲットを見つけてじわじわと
近寄ってくる圧が強かった。
ふゆきの頭の中には
マッキー大先生の
『Hungry Spyder』が
流れていました。