$B-&!ZN%:'$7$F!"<+M3$K$J$C$?$O$:$@$C$?(B。〜後悔する瞬間 男性編〜】
プレジデントクラブの白藤です。
離婚したとき、正直…ほっとした。
もうケンカしなくて済む。
無言の空気に耐える夜もない。
気を遣うことも、責められることも、もうない。
「これでやっと楽になれる」
そう思ってた。
いや、思い込もうとしてたのかもしれない。
でもね。
時間が経つにつれて、
じわじわとくるんだよね〜
あれ？なんか、静かすぎるなって。
家に帰っても電気がついてない。
「おかえり」も「今日寒いね」も、誰も言ってくれない。
ひとりの自由って、最初は快適だったけど、
いつからか“ただの孤独”に変わってた。
朝、自分を起こすのはスマホだけ。
靴下が見つからず、朝からイライラ。
スーパーで何を買えばいいか分からない。
誕生日、LINEが1件も来ない。
熱出して寝込んでも、誰も気づかない。
ふとSNSで見かけた、元嫁と子どもの笑顔。
正月、年賀状がゼロになったポスト。
……これが、自由って？
いや、俺が手放したのは不自由じゃなかった。
当たり前だったんだ。
「ちょっとだけ話そうよ」
「ごめん」「ありがとう」
その一言が言えなかっただけなのに、
それだけで、全部終わってしまった。
今になって思う。
あの時、なぜもっと話せなかったんだろう。
なぜ意地を張ったんだろう。
なぜ、ほんの少しでいいから、
歩み寄ろうとしなかったんだろう。
戻れないって分かってても、
夜になると、あの頃のことばかり思い出す。
たまに夢に出てくる…
家族3人で夕飯食べてるシーン。
起きたときのあの虚無感、ほんとキツい。
離婚って、「失敗」じゃない。
だけど、「後悔の入口」にはなりやすい。
もし今、あの頃の私みたいに悩んでる男性がいたら、こう伝えたい。
別れる前に、話して。
もう少しだけ、頑張ってみて。
“ひとりになってから気づくこと”って、ほんとに多いから。
夫婦って、最初は“好き”でつながるけど、
最後に残るのは“習慣”と“記憶”。
それを捨てるか、もう一度育て直すかは、
たったひとつの「勇気ある会話」
にかかってるのかもしれない。
自由を選んだ私が言うのもなんだけど
“後悔のない離婚”より、“後悔のない会話”を。
いつでも戻れるわけじゃないからこそ、
今、この瞬間の一言が、未来を変えるのかもしれない。
離婚問題は、繊細で凄く難しい問題です。
白藤の親友も、悶々と日々過ごしてます。
私に出来ることは、ひたすら彼女の話しを
聞くだけですが、1つの家族が崩壊しない
お手伝いに今は全力で向き合ってます。
「全力で」って、ただの勢いじゃない。
感情も、想像も、欲望も、全部ひっくるめて、
心をフル回転させたときに“浮かんでくる言葉”
それは、その人の「今」が映し出される鏡かもしれませんね。
白藤より
