第一話『やわらかさに、溺れそうだった』

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プレジデントクラブの白藤です。
官能シリーズ:一夜だけの、濃密な彼女
第一話『やわらかさに、溺れそうだった』
初対面のはずなのに、
彼女の視線はどこか懐かしくて、
安心と興奮が、同時に押し寄せてきた。
シャワーを終えて、
バスタオルを外した彼女の身体は、
想像以上に柔らかそうで……
特に、あの丸く張ったお尻と、
ふわふわのおっぱいは、
目が離せなくなるほどだった。
「触れてみたい?」と笑って、
彼女はゆっくりベッドに誘った。
最初のキスは、遠慮がちだった。
けれど、彼女の舌が絡んできた瞬間、
世界の音が全部消えて、
熱だけが口の中に広がっていく。
ねっとりと絡まる唇。
顎を伝って滴る吐息。
キスだけで、腰が疼いた。
彼女はゆっくりと脚を開き、
「やさしくしてね」と言って、俺を迎えた。
挿れた瞬間、
中がぬるくて、やわらかくて、
締めつけに驚きながらも、
とにかく彼女を壊さないようにと、
ゆっくり、丁寧に腰を動かした。
そのたびに、
彼女のおっぱいが揺れて、
お尻がきゅうっと締まる。
「あっ…奥、気持ちいい…」
小さく震える声が、
耳の奥に残って離れない。
たった一度のはずだったのにて
もう一度キスをしたくなった。
抱きしめた腕を、離したくなくなった。
この人のやわらかさに、
俺のすべてが、溶けていった。