プレジデントクラブ

吉原ソープランド

プレジデントクラブ

白藤の写メ日記プレジデントクラブ

吉原ソープランド

第二話『キスだけで、全部忘れた』

第二話『キスだけで、全部忘れた』


キス大好きな
白藤です




一夜だけの、濃密な彼女

第二話『キスだけで、全部忘れた』

「今日は…いっぱいキスして」

彼女はそう言って、

ベッドの上でゆっくり腕を広げた。

それだけで、何もかも忘れた。

仕事のことも、疲れも、明日の朝も。

彼女の唇はふわりとして、

触れた瞬間、舌を誘うように小さく開く。

遠慮せず舌を差し込むと、

彼女の長い舌が奥からぬるりと絡んできた。

ねっとりと絡む、深いキス。

何度も唇を吸われて、

頭がぼんやりしてくる。

気づけば、彼女の柔らかな胸を揉んでいた。

ふわふわで、まるで湯気をまとった綿菓子のような乳房。

指が沈み、手のひらが甘く包まれる。

彼女が脚を開いたとき、

その間から、ゆるく熱が漂ってくる。

挿れた瞬間、俺の腰が勝手に震えた。

「ゆっくり、ね…」

優しくそう言われ、

深く沈んでいくと──

お尻がきゅっと締まって、

奥で彼女の声がぴくりと跳ねた。

一度きりのはずなのに、

抜いたあと、

彼女の匂いも体温も、まだ身体に残っていた。

「また、キスだけでもしに来てね」

笑った彼女の唇が、

たまらなく恋しくなった。





おしまい*゜

白藤

白藤の写メ日記一覧