第五話『パンスト越しの熱、全部感じた』

プレジデントクラブの
白藤です。
一夜だけの、濃密な彼女
第五話『パンスト越しの熱、全部感じた』
タイトスカート越しに揺れるヒップに、
初対面とは思えないほど目を奪われていた。
その下に伸びたパンストに包まれた脚、
薄いナイロン越しに透ける肌に、
興奮が静かに滾っていく。
「脱がせるの、もったいなくない?」
彼女はそう囁いて、
ソファに脚を組んだまま座った。
大胆なはずなのに、仕草はどこか品があって……
逆に理性が追いつかなくなっていく。
そっと膝に手を置く。
指先に伝わるのは、
パンスト越しの熱、湿り、
そして張りのある肉感。
そのまま撫で上げた丸いお尻は、
やわらかく、そして重たいほどの張りがあった。
上半身のボタンがひとつ、またひとつ外れて、
ふわふわの胸がブラからこぼれかける。
手のひらで包むと、あまりの柔らかさに
「うわ…」と小さく呟いてしまう。
彼女が唇を寄せると、
ゆっくり、深く、舌を絡めてきた。
唇の端を吸いながら、
「もっと…」と呟くその声に、もう限界だった。
パンストのクロッチに指をあてると、
すでにとろとろに濡れていた。
そのまま布をずらして挿れた瞬間、
熱とぬめりと締まりが、
根元まで包み込んでくる。
「すご…こんなに感じてたの?」
小さく笑って、彼女が腰を受け入れる。
ナイロン越しの太ももがきゅっと締まり、
肌と肌の間に布を挟んだまま
ふたりはひとつになった。
奥まで届くたび、
巨尻がわずかに跳ねて、
パンストが擦れる音が微かに響く。
ふわふわの胸がシャツの間から揺れて、
どこにも直接触れていないのに、
全部が剥き出しよりもいやらしく見えた。
果てたあと、
パンストの湿った部分が、
彼女の色を映していた。
理性はもう残っていない。
ただ、あの布越しの熱に、
すぐまた触れたくなっていた。
*゜白藤