プレジデントクラブ

吉原ソープランド

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白藤の写メ日記プレジデントクラブ

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第八話『雨が隠してくれるから、 もっと乱れていい?』

第八話『雨が隠してくれるから、 もっと乱れていい?』


雨音が大好きな

白藤です。



一夜だけの、濃密な彼女





第八話
『雨が隠してくれるから、もっと乱れていい?』





窓の外は、ずっと雨だった。


カーテンを開けたまま、

ふたり、ソファの前の窓辺に座っている。




灯りは消してある。





でも、ガラス越しにぼんやり




照らされる彼女の肌は、


濡れたように艶めいていた。






「聞こえないくらいに、して?」





彼女の囁きに、鼓動が跳ねる。




シャツのボタンを外していくと、




ブラの中から溢れかけたふわふわの胸が揺れる。




柔らかくて、押し返すような張り。




それだけで下半身に血が集まりはじめる。




キスを重ねると、



彼女は自分から舌を差し出してきた。





ねっとりと絡めながら、





唇の端を甘噛みしてくる。





その間も、




彼女の太ももは俺の脚に押し当てられ、




ヒップの丸みが、じんわりと熱を伝えていた。





スカートをずらして手を差し入れると、




指先が一瞬で濡れる。




「……もう、いっぱい濡れてるじゃん」





そう囁くと、彼女は目を細めて笑った。




そのまま、





ゆっくり奥へ……





たった一度で、深く届いた。



「あっ……」




堪えるように漏れた声が、





雨音に混ざって消えていく。





彼女の中は、熱く、きゅうっと締めつけてくる。





巨尻を支えて奥まで突き上げるたび、




わずかに窓ガラスが揺れる。




濡れたキス、跳ねる胸、




肌を伝う汗と、彼女の熱で、





窓辺はもう蒸気に包まれていた。








最後、果てたとき。





彼女の背中が、ガラスに落ちるように凭れた。




その痕が、熱を残したまま消えていった。





*゜白藤

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