【第四話】 『朝なのに、また濡れてるなんて…』

プレジデントクラブの
白藤です。
「清楚の裏側」──脱げば、変わる。
【第四話】
『朝なのに、また濡れてるなんて…』
カーテンの隙間から、朝の光が差し込む。
時計の針は、午前8時を回っていた。
隣にいる彼女は、白いシーツの中に
身体を埋めながら、
うっすらと目を開けて、俺を見つめてくる。
まるで猫みたいな目つき。甘えてるのか、
誘ってるのか……
いや、たぶんその両方。
「おはようございます…」
寝起きの声が、やけに艶っぽい。
俺が軽くキスをすると、
彼女はふにゃっと笑って、
そのまま唇を舐めるように、
長い舌をすっと這わせた。
「ねえ……さっきまであんなに出したのに…」
「また、濡れてるの。おかしいよね?」
そう言いながら、
彼女は自分の太ももを少し開く。
その間から、
わずかに光る蜜が朝日に照らされていた。
見るだけで、喉が渇いた。
「せっかくなら……朝ごはん、食べてください」
マシュマロのような
ふわふわの胸を押しつけながら、
彼女は再び俺の上に跨がる。
ついさっきまで“眠っていた”はずの俺の体は、
彼女の吐息ひとつで、再び熱を帯びる。
腰を落としながら、彼女が呟いた。
「ねえ…清楚な私、もう忘れたでしょ?」
揺れる胸、弾む尻、快感にくねる長い舌……
朝から始まる第二ラウンドは、
夜より濃厚だった。
*゜白藤