プレジデントクラブ

吉原ソープランド

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白藤の写メ日記プレジデントクラブ

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第3話「舌が描く輪郭」

第3話「舌が描く輪郭」

プレジデントクラブの

白藤です

『くちびると曲線』



3話「舌が描く輪郭」





ソファに座らされ、背もたれに預けた瞬間






頬に柔らかな唇が触れた。





ただのキスかと思えば、





すぐに温かく湿った舌先が肌をなぞる。





耳たぶの下から首筋へ、





ゆっくりと、




確かめるように。






まるで絵筆のように繊細な動きで、





体の輪郭を描いていく。






舌が通った場所から、





じわじわと熱が広がり、





背筋がわずかに反る。




「…まだ終わらないよ」





囁きと同時に、





舌は鎖骨のくぼみへと降りてくる。


軽く吸い上げるような感触のあと、






また舌が這う。





皮膚の上で描かれる曲線が、




妙に艶めかしい。





唇が肩に触れた瞬間、






巨尻が膝の上に乗った。





その重みと形が、






太ももにしっかりと伝わる。




舌はさらに胸元へと近づき、






布越しに熱を移す。




息が乱れ、意識が舌の動きに集中する。





背中を這い上がり、




再び耳元まで戻ると、






舌先がわざとらしく唇の端をかすめた。





誘われるままに口を開けば、






舌がゆっくりと入り込み、深く絡む。





その絡み方は、





押し寄せては引き、





また押し寄せる波のよう。





唇の奥で繰り返されるその動きに、





腰の奥が疼き、





巨尻が小さく揺れた。




離れた時には、息も心も奪われていた。




そして、




唇にはまだ、






舌が描いた余韻が残っていた。




.*.白藤

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