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吉原ソープランド

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白藤の写メ日記プレジデントクラブ

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2025年、あの日から私の旅は始まってた。

2025年、あの日から私の旅は始まってた。

2025年、1月。

まだ世の中がお餅に夢中で、

こたつが絶対的主役だった頃

私は1/3、

LA行きの航空券を買いました。

(年始早々、気持ちだけドル建て)

周りからは何度も言われました。

「急に海外?どうしたの?」

……でも違うんです。

“急に”じゃなくて、

心の中ではずっと準備運動中だった。



理由はシンプル。



大谷翔平選手を球場で、生で見たい。



テレビ越しじゃ足りなかった。
拍手の音も、芝生の匂いも、
空気の熱までちゃんと感じてみたかった。



ただ、その願望だけでは
私は、きっとまだ腰を上げてなかった。



決定打になったのは、
従兄弟の何気ない一言。



「そろそろ駐在、終わるかもよ。」



その瞬間、
私の中のスイッチがカチッ。





そしてここからが物語。




航空券って、本当はスマホで
“ポチ”で買えるのに

私はなぜか羽田空港まで買いに行った。


スーツケースも無いのに、
妙に旅人の顔をしてANAカウンターへ。




そして真顔で言いました。

「ロサンゼルスのチケットをお願いします。」



航空会社のお姉さん、
ほんのり笑ってた気がする。




多分心の中では




「……ネットでも買えますけど……。」
って思ってた。笑

でもいいんです。

あの瞬間、

空港の空気、

出発ロビーのざわめき、
遠くに見える飛行機の機体。






全部が、背中をそっと押してくれてた。





気づいたら私は、




“旅行を買った”んじゃなくて、

“未来の自分へのチケット”を手にしていた。

旅行ってね、

飛行機に乗った時じゃなく、

行くと決めた瞬間から始まるもの。

あの日、カウンター越しに紙を受け取った私の胸の奥には、

確かにひとつの言葉があった。






「私は、行きたい場所へ行ける人生を選ぶ。」



強がりでも、勢いでも、直感でもいい。
理由なんて、あとからいくらでも美しくなる

2025年のスタートは、

そんな小さな勇気に支えられた始まり。

そしてその選択だけは




今も胸を張って言える。

間違いなく、正しかった。

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