ひとりごと

「当たりを引く」
今日のひとりごと
よく“大人ワンダーランド”で遊び慣れた方が口にする言葉。
そもそも「当たり」「ハズレ」なんて本当にあるのでしょうか?
誰かにとっての“当たり”が、私にとっては“ハズレ”ということもある。
そんなざっくりした表現、正直あまり好きではありません。
ただひとつ言えるのは、人と人との関わりの中で
「与えてもらおう」「得したい」という気持ちが前に出すぎると
相手を思いやる気持ちが見えてこなくなるということ。
そんな相手に、果たして自分は優しくなれるでしょうか?
「当たりが引けない」と嘆く方は、
一度胸に手を当てて考えてみてほしいのです。
お嬢たちに「これしてほしい」「あれもしてほしい」と
自分の欲ばかりが先行していませんか?
理恵マニアの中でも有名な“ギャン黒鹿毛66ちゃい様”が
こんな素敵なことをおっしゃっていました。
「ワタシは枠代をお支払いして初めて理恵さんと対等なのです。」
お客様だから偉い、なんて意識はまったくなく
“同じ時間を対等に楽しみたい”という気持ちを大切にしている方。
だからこそ、一緒にいて気を張らずに済むし
本当に楽で、楽しい時間を過ごせるのだと思います。
遊びに行くからには「○○してほしい」「これも、あれも」と
自分の希望ばかりを並べる方もいますが
少しだけ発想を変えてみてください。
「相手がどうしたら楽しめるかな?」
「こうしてみたら、もっといい時間になるかも」
そう考えるだけで、不思議なくらい相手からも優しさが返ってくるはずです。
「俺が客だ!」という主張ほど、カッコ悪いものはありません。
思いやりの気持ちが相手に届けば
きっと「大事な人」として扱ってもらえる。
“お客様”よりも一段、いや二段上のステージに
上がることができるのです。
肌寒い朝。
温かいコーヒーでも飲みながら、
今日もお仕事、行ってらっしゃい。
ちゃお
りえ