【第121回】厳選! イチ推し特集

風俗嬢が客に恋するなんて話は、身受け制度のあった江戸時代の遊郭とかならともかく、戦後日本では幻想とされています。
彼女たちは「プロ」ですから、体は隅々まで許しても心は許さない……なんて言われていましたねえ(過去形)。
最近の風俗嬢って、特に若いコたちの中には、プロ意識の薄いコらがけっこーな数いて、本人たちにはそのつもりがなくても、体が気持ちよくなった時に肉体からの信号を脳が錯覚して、割と深刻な恋愛感情を客に対して持ってしまうことがあるんだそうですよ(アルバイト感覚で軽いヘルス系の性風俗に身を投じたコに多い)。
我々男というのはけっこう性について勘違いが多くてですね、女性を気持ち良くさせてるつもりでいるのに、実は痛いから早く終わってほしいと思っている女性が多いんだとか。例えば、クリは案外デリケートで、激しく強く触ると気持ち良いより痛いが先に来てダメになるとか。そこらへん分かってる男が客としてやってきて、痛いことしかしない客たちの中で「この人だけは気持ち良くしてくれる!」と思わせることができたら、けっこー外見に自信のない男でもモテちゃうんだと。現役の嬢たちがプライベートなトークで語ってましたから、たぶんに本当です。
……狙ってみますか?