【第151回】ダブル特集

我が国でも認識としては定着した割に、誰しも定義がふわふわと宙に浮いた風習、ハロウィン。
ケルト宗教のお祭りがキリスト教と結びついたものだという程度は知られているものの、「それッて何月何日?」とはついつい訪ねてしまうのが風物詩であります。渋谷などの繁華街で「交友関係の充実したタイプの若者たち」が仮面舞踏会さながらに一晩のセックス相手を物色する乱痴気イベントというイメージが強くなってしまいましたが、あのイベントが基本的に日曜日などの休日に行われるため、つい、関係ない日でも「今日なの?」と思ってしまうわけですね。
10月31日なんですよ。
日本ではお祭はセックスの場だった……なんていう民俗学の説がありますけど、ハロウィンと言えばやっぱりお菓子のやりとりですよ。
今日あたりお店に行ったら、なじみの嬢からお菓子がもらえそうですな。いつもより、ほんのちょっぴりだけお得。行かなくちゃ(使命感)