【第223回】厳選! イチ推し特集

4月23日、キリスト教の聖ゲオルギウス(スペインなどではサンジョルディと呼ぶ)の日で、あとセルバンテス(小説ドン・キホーテの作者)の命日なもんで、合わせて「本の日」なのだそうです。
ゲオルギウス自体はドラゴンを退治した聖人という伝説めいた人(宗教画を見る限り、デカいドラゴンというよりイグアナとかを槍で刺してるように見える)で、本の日としての成分はセルバンテス由来でしょうねえ。なぜか混じってますけど。
皆さん、ドン・キホーテのちゃんとした原作ッて呼んだことありますか?(古い作品なだけあって回りくどい表現とか多くて退屈ではあるんですけど)
よく政治家の先生なんかが「自分は現代の坂本龍馬」とか「桂小五郎だ」とか言うのと並んで「私はドン・キホーテのような人間」とか言っちゃってますけど、ありゃ原作をちゃんと読んだことないんでしょうね。
原作のドン・キホーテ老人ッて、そりゃあもう迷惑なお爺ちゃんなんですよ。頑固で視野狭窄、迷信に踊らされ妄想で暴れ出し、時には他人の命が落ちかねないような結果を招く。
輸送中のライオンを檻から引っ張り出して放置したり、逮捕された強盗団を逃がし、温和な農民を魔族だと幻覚見ながら刃物もって追い回す……
「私はドン・キホーテだ」とか言っちゃう政治家、ヤバいでしょ。
まあね、本の日なんでね、皆様も「本」を読んでみてくださいよ。週刊アサヒ芸能とかね。



















